クマノザクラ 国内の野生種の桜としては100年ぶりに登録されたという、ドラマチックな桜です。 種としては100年以上前から紀伊半島に自生していましたが、ヤマザクラと見做されており、2018年に初めて個別の種であることが確認されました。 野生種の桜とは、昔から日本に自生していてその誕生に人の手が加わっていない桜のことを指し、野生種の桜はこのクマノザクラを入れても10種しかありません。 ヤマザクラよりも早い、2月中旬から咲き始め、3月中旬〜下旬が見頃です。 葉よりも先に花が咲き、鑑賞用としても最適です。 枝が細く柔らかいのが特徴で、ふんわりとしたやさしい樹形になります。 樹高は比較的低めで、単木で育てる場合は8mほどに成長します。ご家庭においては適宜剪定をし、扱える大きさに整えてあげてください。 一般に販売されている苗は4.5号ポットで、安くても4,800円、タキイや園芸ネットでは6,000〜6,800円します。 4.5号ポットでは開花まで3年かかりますが、出品している鉢は4年ほど育てているもので、既に開花もしています。(写真3枚目)小さな苗を購入して育てるよりも早く花を楽しめますし、枯れるリスクも低いです。 写真4枚目の通り、次の春に向けてたくさんの芽をつけていますが、花芽でなく葉芽の可能性もあります。現在の住居では充分な日当たりを確保できなかったので、今年の春は花芽は少ないかもしれません。 直接お渡し対応可能。指定の場所(東京都立川市)に取りに来ていただける方に限ります。発送も対応可能ですが、送料は着払いです。 鉢を除く地表部分だけでも1.6m以上に成長しており、高さはありますがまだ幹が充分に太くなっていないので、しなって車に積むことは可能です。2024年初夏に引越しした際は、コンパクトカーに積んで運搬できました。できればワンボックスカーか高さのある軽なら安心かと思います。 主幹の細さについては、例えばシンボルツリーとしてお庭の陽当たりの良いところに植えてあげれば、太く充実してくると思います。私では半日ほど直射日光があたるベランダで育てるのが精一杯で、光を求めて枝を伸ばしたものと思います。たっぷり陽に当たれば幹を太らせることが出来ると思います。 元気な鉢ですが、ベランダが狭いので整理のために出品します。