綿密で丁寧な作りと水切れの良さに定評のある角掛さんの鉄釉丸急須。 おそらく角掛さんの急須の中では一番大きなサイズだと思われます。 ころんとした丸みの柔らかさと、マットな黒にメタリックでアンティークを思わせる質感の調和が見事で、和の侘び寂びを感じさせるすっきりとシンプルなデザインです。 急須やポットといえばこの作家さん、というくらいに定評のある角掛さんの急須は、奇跡の水切れで知られていますが、水切れの良さだけでなく、注ぐお茶が描く流れのライン、取手の握りやすさや蓋のフィット感、茶葉を通しにくく詰まらない細かな茶漉しなど、すべて細やかに計算されてデザインされていて、どれをとっても完璧な急須です。 角掛さんの急須のファンで、色々なサイズを愛用しており、来客用にたっぷり入る大きなものを長年探してやっと購入したレアな品です。とても気に入っているのですが、来客が減って大きな急須でお茶を淹れることがほとんどなくなったので、お好きな方にご活用いただきたく、思い切って出品します。 ここまで容量のある急須は非常に珍しく、注ぎ口もめちゃくちゃ繊細で、注ぐお茶が流れるラインも見惚れるほどに美しい逸品です。 お客様からどこで買ったのかと聞かれることもしばしばでした。 サイズ(素人採寸です。誤差はご容赦ください) 径約10.5cm(注ぎ口、取手含まず) 高さ約11cm 容量約550cc 来客時にしか使っておらず、使用頻度は年に数回のみで、とても大切に扱っていたため、キズなどもなく状態良好の美品ですが、自宅保管である旨と、ゆがみや釉薬のムラ、石はぜやピンホールなど、ひとつひとつ個体差のある作家ものの器の特性をご理解いただける方のみご購入ください。 下記の作家さんのうつわややきもののお好きな方にも 余宮隆村上躍小野哲平高島大樹吉田次朗村田匠也大澤哲也馬酔木誠伊藤環安藤雅信小澤基晴安齋新境道一三苫修中西申幸奥田章石川裕信額賀章夫林拓児竹口要東一仁久野靖史城進馬場勝文藤原純福岡彩子安福由美子やちむん骨董